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建設業×脱炭素 トレンド一覧!9月のピックアップニュース

建設業界各社のプレスリリースやニュースリリースをリバスタ編集部がトピックスごとにまとめてご紹介します。

9月のピックアップニュースは、「CO2対策に関する技術開発」や「代替エネルギーに関するサービス・設備」などの話題が多く見られました。

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こんなお悩みを持つ 建設業界の企業様へ

脱炭素対策をこれから強化したい担当者様

CO2排出量管理の仕方を知りたい担当者様

Scope1,2,3まで正確に管理したい担当者様

目次[非表示]

脱炭素に向けた取り組み評価

前田道路株式会社【前田道路、第1回EXPO INNOVATION AWARD特別賞を受賞】

第1回「EXPO INNOVATION AWARD」特別賞を受賞しました。ー建設通信新聞

前田道路は、同社を含む大阪・関西万博の「RITE未来の森」グループが、名古屋市の名古屋IGアリーナで開かれた「EXPO INNOVATION AWARD」で分野横断的啓発賞を受賞したと発表した。

引用:2025年9月16日 前田道路株式会社「第1回「EXPO INNOVATION AWARD」特別賞を受賞しました。

東急建設株式会社【東急建設、第8回エコプロアワードで東急建設の建材CO2検索システム「CMCOS(コムコス)」が 奨励賞を受賞】

東急建設の建材CO2検索システム「CMCOS(コムコス)」が 第8回エコプロアワードで奨励賞を受賞

東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏)は、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第8回エコプロアワード」(後援:財務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、金融庁)において、東急建設が運営する建材CO2検索システム「CMCOS(コムコス)」が奨励賞を受賞しました。

引用:2025年9月24日 東急建設株式会社「東急建設の建材CO2検索システム「CMCOS(コムコス)」が 第8回エコプロアワードで奨励賞を受賞

CO2対策に関する技術開発

大成建設株式会社【大成建設、関東地方整備局の普及促進技術に『カーボンリサイクル・コンクリートを用いた根固めブロック』を指定

『カーボンリサイクル・コンクリートを用いた根固めブロック』が関東地方整備局の普及促進技術に指定

~現場試行評価結果を踏まえ、CO2削減効果を公表~

当社と日建工学株式会社が国土交通省関東地方整備局の公募「第3回コンストラクション オープンイノベーションマッチング」※1に共同で提案した、『カーボンリサイクル・コンクリートを用いた根固めブロック』が、このたび現場試行後の技術評価を経て関東地方整備局より「普及促進技術」※2に指定されました。

引用:2025年9月1日 大成建設株式会社「『カーボンリサイクル・コンクリートを用いた根固めブロック』が関東地方整備局の普及促進技術に指定

株式会社ピーエス三菱【ピーエス三菱、環境負荷低減型コンクリート 「スチームレスプレキャストコンクリート」が 国土交通省に初採用】

環境負荷低減型コンクリート 「スチームレスプレキャストコンクリート」が 国土交通省に初採用のお知らせ

ピーエス・コンストラクション株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:森拓也)

が開発した、環境負荷低減型コンクリート「スチームレスプレキャストコンクリート(SLPC)」

が国土交通省東北地方整備局の工事において初採用されましたのでお知らせします。

引用:2025年9月4日 株式会社ピーエス三菱「環境負荷低減型コンクリート 「スチームレスプレキャストコンクリート」が 国土交通省に初採用のお知らせ

株式会社鴻池組【鴻池組、CO₂吸収コンクリート『Kcrete® N(ケイクリートN)』を 山岳トンネル内の薄型円形水路に国内で初の適用】

CO₂吸収コンクリート『Kcrete® N(ケイクリートN)』を 山岳トンネル内の薄型円形水路に国内で初適用

~設置延長1,200mで、約11.6トンの排ガス由来CO₂を吸収~

このたび、株式会社鴻池組(本社 大阪市中央区 代表取締役社長:渡津弘己)は、和歌山県発注のすさみ古座線(仮称2号トンネル)道路改良工事(施工:鴻池組・三友工業・中林建設共同企業体)において、CCU(Carbon dioxide Capture and Utilization:CO2回収・利用)材料『Kcal®(ケイカル)』を混合したCO2吸収コンクリート『Kcrete N』を、山岳トンネル内の薄型円形水路に適用しました。設置延長の約半分にあたる1,200mに及ぶ大規模な適用で、国内では初めての事例です。

引用:2025年9月10日 株式会社鴻池組「CO₂吸収コンクリート『Kcrete® N(ケイクリートN)』を 山岳トンネル内の薄型円形水路に国内で初適用 ~設置延長1,200mで、約11.6トンの排ガス由来CO₂を吸収~

清水建設株式会社【清水建設、大阪・関西万博で地球を救う未来のコンクリート“CCC”を展示】

地球を救う未来のコンクリート“CCC”を大阪・関西万博で展示

当社が参画するNEDOムーンショット型研究開発事業「C4S※研究開発プロジェクト」(PM:野口貴文・東京大学大学院工学研究科教授)の研究チームは、未来の建設材料であるCCC(Calcium Carbonate Concrete、炭酸カルシウムコンクリート)を大阪・関西万博の一画で9月30日から展示し、マクロからミクロまでのさまざまなスケールのCCCの実物を来場者の方々に五感で体験していただく予定です。

引用:2025年9月16日 清水建設株式会社「地球を救う未来のコンクリート“CCC”を大阪・関西万博で展示

株式会社大林組【大林組、CO2排出量予測システム「カーボンデザイナー®」の機能拡大により計画初期段階から建物のホールライフカーボンの即時予測が可能に】

CO2排出量予測システム「カーボンデザイナー®」、計画初期段階から建物のホールライフカーボンの即時予測が可能に

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、建物のCO2排出量予測システム「カーボンデザイナー」の機能を拡張し、建物の仕様が未確定な計画初期段階からホールライフカーボンの算出と削減取り組み効果のシミュレーションが可能になりました。これにより、ホールライフカーボン削減に向けた方針策定をより早期から支援します。

引用:2025年9月24日 株式会社大林組「CO2排出量予測システム「カーボンデザイナー®」、計画初期段階から建物のホールライフカーボンの即時予測が可能に

株式会社熊谷組【熊谷組、木杭を用いた環境に優しい土留め技術開発】

木杭を用いた環境に優しい土留め技術の開発

株式会社熊谷組(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上田真)は、環境に優しい土留め技術として、親杭横矢板土留め工法における木杭の適用に向けた開発を始めました。開発にあたり、土中に打設した木杭の水平方向載荷試験を実施し、土留め設計手法の適用性や木杭が土留め材として基本的な性能を保持できることを確認しました。

引用:2025年9月24日 株式会社熊谷組「木杭を用いた環境に優しい土留め技術の開発

環境問題に対応した建築物・建造物

株式会社大林組【大林組、カーボンオフセットで脱炭素化した鉄筋を国内初建物に採用】

カーボンオフセットで脱炭素化した鉄筋を国内で初めて建物に採用

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、低炭素資材の活用推進の一環として、カーボンオフセットにより製造時CO2を100%削減した鉄筋を、大林組技術研究所(東京都清瀬市)において建設中の実験棟「オープンラボ3(OL3)」で、第2期部分の基礎配筋に採用します。本鉄筋の建物への適用は国内で初めてとなります。(※1)

引用:2025年9月2日 株式会社大林組「カーボンオフセットで脱炭素化した鉄筋を国内で初めて建物に採用

脱炭素に向けた事業展開

株式会社乃村工藝社【乃村工藝社、未来創造研究所が9/20から代官山T-SITEにて開催の「代官山 爽涼祭 2025」にてサステナブルな取り組みを展示】

未来創造研究所、「代官山 爽涼祭 2025」にてサステナブルな取り組みを展示|9/20から代官山T-SITEにて開催

乃村工藝社の研究開発組織・未来創造研究所は、2025年9月20日(土)~28日(日)まで代官山T-SITEにて開催される「代官山 爽涼祭 2025」内にて「サステナブルなお祭り」を実施します。

引用:2025年9月12日 株式会社乃村工藝社「未来創造研究所、「代官山 爽涼祭 2025」にてサステナブルな取り組みを展示|9/20から代官山T-SITEにて開催

代替エネルギーに関するサービス・設備

東鉄工業株式会社【東鉄工業、東京都によるバイオ燃料活用における事業化促進支援事業を採択 】

東京都バイオ燃料活用における事業化促進支援事業の採択について ~リニューアブルディーゼルを用いた鉄道分野での脱炭素化推進~

東京都が公募した「脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業」に共同で応募し、採択されました。バイオ燃料であるリニューアブルディーゼル(以下、「RD」)を活用し、東京都の鉄道分野での脱炭素化推進に取り組みます。

引用:2025年9月4日 東鉄工業株式会社「東京都バイオ燃料活用における事業化促進支援事業の採択について ~リニューアブルディーゼルを用いた鉄道分野での脱炭素化推進~

三井住友建設株式会社【三井住友建設、NEDO公募事業に「浮体式洋上太陽光発電システムの研究」が採択】

「浮体式洋上太陽光発電システムの研究」がNEDO公募事業に採択

― 太陽光発電の新たな可能性を切り拓く国内初の実証試験 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 柴田 敏雄)は、中国電力株式会社(広島県広島市中区小町4-33 社長 中川 賢剛)および中電技術コンサルタント株式会社(広島県広島市南区出汐2-3-30 社長 森川 繁)と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の助成事業(※1) へ「浮体式洋上太陽光発電システムの研究開発」を共同で提案し、このたび採択されました。

引用:2025年9月9日 三井住友建設株式会社「「浮体式洋上太陽光発電システムの研究」がNEDO公募事業に採択

ブルーカーボン生態系の創出

株式会社不動テトラ【不動テトラ、「地球環境大賞チャンネル」にインタビュー動画が公開】

「地球環境大賞チャンネル」にインタビュー動画が公開されました

産経新聞社が持続可能な未来のための企業や団体等の優れた技術、活動を紹介する「地球環境大賞チャンネル」に、「「ブルーカーボン」関連技術開発で脱炭素」のインタビュー動画が公開されました。

当社総合技術研究所研究開発室第三研究開発グループ専門役 青田徹、研究開発室第二研究開発グループ専門役 三井順がインタビューを受けておりますので、ぜひご覧ください。

引用:2025年9月5日 株式会社不動テトラ「「地球環境大賞チャンネル」にインタビュー動画が公開されました

 

9月は、脱炭素に関連する取り組みの広がりが一層顕著となり、企業の活動や発表が社会的にも関心を集める月となりました。具体的な施策や技術の導入が次々に公表され、各社の取り組みが実際の行動として形になっていることがうかがえます。こうした動きは、今後の持続的な成果や新たな展開への足がかりとなるでしょう。

※各社プレスリリース・ニュースリリースより引用しております

建設業界では、入札段階や工事成績評点で施工時や竣工後の建築物においてCO2排出量の削減が評価され、加点につながる動きが生じています。また、建設会社からCO2排出量を開示し削減方針を示さないと、発注者であるデベロッパーから施工者として選ばれにくくなる状況も起きており、建設会社にとってCO2排出量の管理・削減は喫緊の課題です。

リバスタでは建設業界のCO2対策の支援を行っております。新しいクラウドサービス「TansoMiru」(タンソミル)は、建設業に特化したCO2排出量の算出・現場単位の可視化が可能です。 ぜひこの機会にサービス内容をご確認ください。

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この記事の監修

リバスタ編集部

「つくる」の現場から未来を創造する、をコンセプトに、
建設業界に関わる皆さまの役に立つ、脱炭素情報や現場で起こるCO2対策の情報、業界の取り組み事例など、様々なテーマを発信します。

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