「TansoMiru管理」では、現場単位のCO₂排出量を可視化し、支店や会社単位で集計することができます。それにより、自社において建設現場ごとのCO₂排出量の傾向を把握することが可能になり、CO₂削減ポイントの発見や分析への貢献が期待できます。

一般社団法人電力データ管理協会を通じて取得した電力データ（※1）や、当社が提供する電子マニフェストサービス「e-reverse.com」のデータと連携することで、電力使用時や産廃収運・処理時のCO₂排出量を自動で集計できます。これにより、現場担当者や本社管理者の従来の業務負担を大幅に軽減することが可能です。

※1…電気のご契約者さまからの同意をいただいております。

国際的な温室効果ガス排出量の算定と報告の基準として開発された「GHGプロトコル」に準拠したデータ管理を行うことが可能です。さらに原単位には一部、透明性の高いデータベースである IDEAv3.1（※2）を搭載しております。透明性の高いデータベースを活用した CO₂排出量の算出を実現できます。現場単位で、サプライチェーン全体（Scope1-3）のCO₂排出量を可視化することにより、発注者等への説明にも活用できます。

※2…IDEAとは国内最大のインベントリデータベースです。インベントリデータベースとは、製品やサービスの環境負荷を評価する際に必要不可欠なツールです。日本国内の約5,000種類の製品・サービスの環境負荷情報を取得することができます。

CO₂排出量の集計は現場・支店・会社単位で行うことができ、工事の種類や都道府県ごとに絞り込んでデータ出力することも可能です。またScope集計に加えて、各社が設定した燃料種類や建設資材にあわせてCO₂排出量の可視化が行えます。各種帳票やCSV出力の機能により、出力データを様々な場面で活用することもできます。

「e-reverse.com」の入力情報から自動で算定。
排出量算定のために、新たに何かを入力する必要はありません。
現場や本社の集計担当者の業務負荷軽減につながります。

産業廃棄物に係るCO₂排出量は、収運・処理ごとに自動で算出して提供いたします。「TansoMiru管理」と連携することで、支店・現場ごとの把握ができるので、詳細管理が可能です。

NEW：β版として24年４月から新たに処理機能の提供を開始します。

日建連への報告、ESG経営やSDGs指標に使用できます。
算定データは、報告書や経営指標としても利用できます。