

建設現場で場内給油される燃料に対して燃料配送会社からデータ連携することで、購買燃料量とCO2排出量を算定・可視化するコネクトサービスです。元請会社と燃料配送会社がシステムを通じて繋がることで、今まで可視化が困難であった建設現場における協力会社を含めた購買燃料量の把握を実現します。
また、燃料配送会社におけるバイオ燃料の取扱いを検索する機能によりCO2排出量の算定だけではなく削減にも貢献します。

どんな機能があるの?
元請会社のメリット
これまで作業日報や手入力によって把握していた建設現場内での給油(場内給油)の燃料データを、燃料配送会社などからのデータ連携により効率的に取得することで、現場担当者の負担を軽減し、正確かつ迅速な燃料管理を実現します。また、燃料データが事業場単位で紐づいて連携されるため、集計・分析に適した形で効率的なデータ収集が可能となります。

元請会社のメリット
建設機械の稼働時間から燃料使用量を推計する方法に比べ、燃料配送会社から実際の購買燃料量データを直接取得することで、より正確な購買燃料量とCO2排出量の可視化が可能になります。これにより、排出量の算出精度が向上し、CO2削減の取り組み状況を明確に把握できるため、次の削減アクションの立案に貢献します。

元請会社のメリット
元請会社は、建設現場へバイオ燃料を配送できる燃料配送会社をシステム上で簡単に把握することができます。B5やB100など燃料種別での検索機能も備えており、地域や現場ごとに最適な配送会社の選定が可能です。これにより、CO2削減目標に沿ったバイオ燃料の利用促進と、脱炭素に向けた取り組みを現場レベルで具体的に支援します。

燃料配送会社のメリット
環境意識の高まりにより元請会社各社から燃料データ提供の要請が増加する中で、業界として統一されたルール・フォーマットに基づいてデータ提供することで、業務負荷を軽減して効率的な運用を実現します。特に、ドライバー不足や労働時間の上限規制といった社会的課題への対応が求められる中で、事務作業の簡素化や業務プロセスの標準化によって生産性向上に大きく貢献します。

燃料配送会社のメリット
元請会社が参画燃料配送会社をシステム上で一覧表示する機能により、環境領域の意識の高い元請会社の建設現場における営業機会の拡大に貢献します。バイオ燃料の取扱い品目を設定することでバイオ燃料の取扱いを元請会社へPRする事も可能です。



「TansoMiru」(タンソミル)は、建設業界に特化したCO2排出量の
算出・可視化が可能な新しいクラウドサービスです。

