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建設業×脱炭素 トレンド一覧!5月のピックアップニュース

建設業×脱炭素 トレンド一覧!5月のピックアップニュース

建設業界各社のプレスリリースやニュースリリースをリバスタ編集部がトピックスごとにまとめてご紹介します。

5月のピックアップニュースは、「 CO2対策に関する技術開発」や「脱炭素に向けた事業展開」などの話題が多く見られました。

目次

脱炭素に向けた目標設定

矢作建設工業株式会社【温室効果ガス排出量削減目標の SBT 認証取得について 】

温室効果ガス排出量削減目標の SBT 認証取得について

矢作建設工業株式会社は、2015 年のパリ協定で合意された目標に対して科学的な知見と整合した削減目標の設定を求める国際的イニシアチブである SBT(Science Based Target)※ に温室効果ガス排出量の削減目標を提出し、2025 年 3 月に認証されました。

当社は 2021 年 4 月に「矢作建設グループSDGs宣言」を行うなど、環境・社会・ガバナンスに関するさまざまな問題を解決しながら、持続可能な成⾧を目指すESG経営を推進しています。

引き続き、グループ総力を挙げてサステナビリティ社会への実現に取り組んでまいります。

引用 2025年5月12日 矢作建設工業株式会社「温室効果ガス排出量削減目標の SBT 認証取得について

株式会社NIPPO【NIPPO、TCFD提言への賛同】

TCFD提言への賛同

(TCFD提言に基づく気候関連の情報開示)

当社では、2025全社環境管理方針として以下のように定め、環境への取り組みを行っています。

引用:2025年5月19日 株式会社NIPPO「TCFD提言への賛同

脱炭素に向けた取り組み結果

九鉄工業株式会社【九鉄工業、ZEB実績報告について】

ZEB実績報告について

当社におけるZEB受注実績をご報告いたします。

引用:2025年5月9日 九鉄工業株式会社「ZEB実績報告について

三井住友建設株式会社【三井住友建設、サスティナブルな地盤改良材「サスティンGeo®」を掘削土の処理に初適用】

サスティナブルな地盤改良材「サスティンGeo®」を掘削土の処理に初適用

― CO2排出量を50%削減 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 柴田 敏雄)は、産業副産物を活用した地盤改良材「サスティンGeo®」を、建築物の場所打ち杭の施工で発生する掘削土の改良に初適用しました。その結果、水分を多く含み泥濘化しやすい掘削土の性状を改善するとともに、セメントと石灰を混合した固化材に比べて50%のCO2排出量削減を達成し、Scope3カテゴリ5の削減に寄与しました。

引用:5月21日 三井住友建設株式会社「サスティナブルな地盤改良材「サスティンGeo®」を掘削土の処理に初適用

大成建設株式会社【大成建設、「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」を高速道路構造物の場所打ち施工に国内初適用】

「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」を高速道路構造物の場所打ち施工に国内初適用

-阪神高速道路にて中央分離帯を打設・構築し、モニタリングを実施-

大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、阪神高速道路株式会社との共同研究による試験施工として、阪神高速道路14号松原線一部区間(喜連瓜破-三宅間)において、CO2排出量収支をマイナス(カーボンネガティブ)にするカーボンリサイクル・コンクリート「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」※1を用いた国内初の場所打ち施工を実施し、中央分離帯を構築しました。本工事では移動式コンクリート製造プラントを用い、施工現場で製造した「T-eConcrete/Carbon-Recycle」を通常のコンクリートと同様に場所打ちで施工し道路構造物の構築が可能であることを実証しました。

引用:5月22日 大成建設株式会社「「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」を高速道路構造物の場所打ち施工に国内初適用

三井住友建設株式会社【三井住友建設、CO₂排出量を90%削減するコンクリートを用いたPCaPC床版で環境認証ラベル(EPD)を取得】

CO₂排出量を90%削減するコンクリートを用いたPCaPC床版で環境認証ラベル(EPD)を取得

― ゼロセメントタイプのサスティンクリート®を使用 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 柴田 敏雄)は、環境配慮型コンクリート「サスティンクリート® (※1)(ゼロセメントタイプ)」を用いたプレキャストプレストレストコンクリート床版(ゼロセメント型PCaPC床版)について、当社能登川工場(滋賀県東近江市)で製造体制を構築し、環境認証ラベル(EPD)の一つである「EPD Hub」(※2)を取得しました。

引用:5月29日 三井住友建設株式会社「CO₂排出量を90%削減するコンクリートを用いたPCaPC床版で環境認証ラベル(EPD)を取得

脱炭素に向けた取り組み評価

九鉄工業株式会社【九鉄工業、「ZEBプランナー」・「ZEBオーナー」として登録されました!】

「ZEBプランナー」・「ZEBオーナー」として登録されました!

九鉄工業株式会社はこのたび、国の定める基準に基づき、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の普及・推進を担う「ZEBプランナー」および、実際にZEBを導入・運用する「ZEBオーナー」として正式に登録されました。

ZEB(ゼブ)とは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称で、建物で使用するエネルギー量を極限まで減らし、再生可能エネルギーによってその消費分をまかなうことで、エネルギー収支を実質ゼロにする建物のことです。建物の高断熱化や効率的な設備導入、太陽光発電などの自然エネルギー活用によって、脱炭素社会の実現に貢献します。

引用:2025年5月9日 九鉄工業株式会社「「ZEBプランナー」・「ZEBオーナー」として登録されました!

株式会社錢高組【銭高組、第13回カーボンニュートラル賞 東北支部を受賞】

当社施工の「南三陸町役場庁舎」が「第13回カーボンニュートラル賞 東北支部」を受賞

2025年5月20日(火)当社が施工した「南三陸町役場庁舎」が一般社団法人建築設備技術者協会が主催する「第13回カーボンニュートラル賞 東北支部」を受賞しました。

カーボンニュートラル賞とは、2012年に創設され、カーボンニュートラル社会の実現に向けた建築物、建築設備に関わる優れた業績を表彰することで、その意識の浸透と推進活性化を図ることを目的としております。

引用:5月27日 株式会社錢高組「当社施工の「南三陸町役場庁舎」が「第13回カーボンニュートラル賞 東北支部」を受賞

CO2対策に関する技術開発

東急建設株式会社【東急建設、省CO2・省力化コンクリート「ハイプロダクリート」を開発】

省CO2・省力化コンクリート「ハイプロダクリート」(High-producrete)を開発

-コンクリートのCO2排出量を最大73%削減し、施工時間も半減-

東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏)と東京理科大学(東京都新宿区、学長:石川正俊)は、CO2排出量を削減するとともに、施工の省力化を実現できるコンクリート「ハイプロダクリート(High-producrete)」(商標登録出願中)を共同で開発しました。

引用:2025年5月7日 東急建設株式会社「省CO2・省力化コンクリート「ハイプロダクリート」(High-producrete)を開発-コンクリートのCO2排出量を最大73%削減し、施工時間も半減-

株式会社奥村組【奥村組、再生コンクリート「リ・バースコンクリート」を移動式プラントで製造】

再生コンクリート「リ・バースコンクリート」を移動式プラントで製造

~運搬コストの低減や製造ロスの削減が可能に~

株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村 太加典)と株式会社ケミカル工事(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:國川 正勝)は、当社が開発した「リ・バースコンクリート」(※)を車両架装式の移動式コンクリートプラント(通称「モービル車」、写真1)で製造する実証試験を実施しました。

引用:2025年5月7日 株式会社奥村組「再生コンクリート「リ・バースコンクリート」を移動式プラントで製造~運搬コストの低減や製造ロスの削減が可能に~

戸田建設株式会社【戸田建設、ZEB設計支援ツール「とだゼブくん™」を開発】

多目的最適化技術を活用したZEB設計支援ツール「とだゼブくん™」を開発

意匠図からコストと省エネ性能を最適化、お客様に合わせた最適なZEB提案を実現

戸田建設(株)(東京都中央区、社長:大谷 清介)は、ZEBの設計業務を大幅に効率化し、お客様のニーズに合わせた最適な提案を可能にする設計支援ツール「とだゼブくん」を開発し、4月より運用を開始しました。

引用:2025年5月9日 戸田建設株式会社「多目的最適化技術を活用したZEB設計支援ツール「とだゼブくん™」を開発

清水建設株式会社【清水建設、埋戻し地盤の品質確保と環境負荷低減をかなえるバイオ炭ソイルセメント「SUSMICS®-S」】

埋戻し地盤の品質確保と環境負荷低減をかなえる

バイオ炭ソイルセメント「SUSMICS®-S」

当社は、埋戻し地盤の品質確保と環境負荷低減を目的に、ソイルセメント(土とセメントを混ぜたもの、流動化処理土) とバイオ炭を混合したバイオ炭ソイルセメント「SUSMICS-S(SUstainable + SMI(炭) + Carbon Storage + Soil cement)」を開発し、現場に適用しました。

SUSMICS-Sは、バイオ炭の吸水特性により、ブリーディング(構成材料の分離・沈降現象)が生じやすいソイルセメントの品質を向上します。また、バイオ炭に固定された炭素を地盤内に貯留することで、大気中のCO2除去に貢献します。

引用:2025年5月13日 清水建設株式会社「埋戻し地盤の品質確保と環境負荷低減をかなえるバイオ炭ソイルセメント「SUSMICS®-S」

西松建設株式会社【西松建設、粉体量が多いカーボンネガティブコンクリートのポンプ圧送施工を実現】

粉体量が多いカーボンネガティブコンクリートのポンプ圧送施工を実現

〜現場打ち施工を可能にした取組み〜

当社と戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)とは、CO2排出量の少ない環境配慮型のコンクリートに関する共同開発を2010 年から継続しています。この度、CO2を吸収・固定化した炭酸カルシウムをコンクリート材料として使用し、材料起源のCO2排出量※1が計算上ゼロ以下となる高粉体のカーボンネガティブコンクリートについて、コンクリートポンプ車を使用した実証試験により、現場打ち施工が可能であることを確認しました。

引用:2025年5月14日 西松建設株式会社「粉体量が多いカーボンネガティブコンクリートのポンプ圧送施工を実現

日鉄エンジニアリング株式会社【日鉄エンジニアリング、国立大学法人東京大学とカーボンニュートラル社会の実現に向けた共同研究を開始】

国立大学法人東京大学とカーボンニュートラル社会の実現に向けた共同研究を開始

~社会連携講座「未来エネルギーインフラ材料高度信頼性探求拠点(MEIT)」を設置~

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、国立大学法人東京大学(総長:藤井輝夫、以下「東京大学」)と、日本製鉄株式会社、日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社ほか13者(株式会社IHIプラント、株式会社INPEX、ENEOS Xplora株式会社、カナデビア株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社神戸製鋼所、JFEエンジニアリング株式会社、JFEスチール株式会社、株式会社JERA、東京ガスネットワーク株式会社、株式会社名村造船所、一般財団法人日本海事協会、三菱重工業株式会社)と共同で、カーボンニュートラル社会を支えるエネルギーインフラの材料信頼性を科学的に解明し、標準化を目指す社会連携講座※1「未来エネルギーインフラ材料高度信頼性探求拠点(Research Base of Materials for Future Energy Infrastructure Trust、「MEIT」)」を設置し、2025年5月1日より共同研究を開始しました。

引用:2025年5月19日 日鉄エンジニアリング株式会社「国立大学法人東京大学とカーボンニュートラル社会の実現に向けた共同研究を開始

環境問題に対応した建築物・建造物

株式会社長谷工コーポレーション【長谷工コーポレーション、横浜市内で初のZEH-M Oriented認証マンション販売開始】

ルネシリーズ 横浜市内で初のZEH-M Oriented認証マンション 「ルネ横浜山手」販売開始

総合地所株式会社(本社:東京港区、代表取締役社長:梅津 英司、以下「当社」)は、横浜市を代表する住宅地「山手エリア」で、新築分譲マンション「ルミネ横浜山手」(以下、本物件)の販売を開始したことをお知らせします。

横浜市内にある当社の分譲マンションブランド「ルミネシリーズ」では初めて、省エネ性能を高めたマンションが認証される「ZEH-M Oriented」基準を満たしました。当社は本物件での環境配慮を通じて、政府が2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「カーボンニュートラル」の実現に寄与します。

引用:2025年5月7日 株式会社長谷工コーポレーション「ルネシリーズ 横浜市内で初のZEH-M Oriented認証マンション 「ルネ横浜山手」販売開始

脱炭素に向けた事業展開

三井住友建設株式会社【三井住友建設、低炭素型コンクリートを使用したボックスカルバートの製品化】

低炭素型コンクリートを使用したボックスカルバートの製品化

― CO2排出量を60%以上削減 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 柴田 敏雄)の子会社であるSMCプレコンクリート株式会社(東京都中央区新川二丁目27番1号 社長 加納 嘉)は、低炭素型コンクリートを使用したボックスカルバート(RC-1種(※))を製品化しました。

低炭素型コンクリートの使用により、ポルトランドセメントのみを使用した製品と比較すると、材料由来のCO2排出量を60%以上削減することが可能です。

引用:2025年5月9日 三井住友建設株式会社「低炭素型コンクリートを使用したボックスカルバートの製品化

日鉄エンジニアリング株式会社【日鉄エンジニアリング、日鉄エンジ二アリンググループにおけるエネルギープラント事業の再編について】

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、以下、NSE)と日鉄パイプライン&エンジ二アリング株式会社(代表取締役社長:鈴木隆、以下、NSPE)は、NSPE のプラント事業を会社分割の方法によりNSEへ承継(以下、本事業承継)することを決定しましたので、お知らせいたします。

  1. 本事業承継の目的

ここ数年、脱炭素社会の実現に向けて温室効果ガスの削減を図りながら持続的な成長を目指すカーボンニュートラル(以下、CN)化への社会的な取り組みが加速し、事業環境は急激に変化しています。

当社グループは、CN化をエネルギープラント事業のさらなる成長に向けた絶好の機会と捉えており、このたびグループ内のエネルギープラント分野の経営資源を再編成し、NSPEのプラント事業をNSEへ承継することでより効率的・効果的かつ事業成長に資する体制を構築することとします。

引用:2025年5月12日 日鉄エンジニアリング株式会社「日鉄エンジ二アリンググループにおけるエネルギープラント事業の再編について

大成建設株式会社【大成建設、「Zest Thailand-Thailand-Japan Fast Track Pitch Event 2025」にてスタートアップ企業が大成建設にカーボンニュートラルビジネスに関する協業を提案】

「Zest Thailand-Thailand-Japan Fast Track Pitch Event 2025」においてスタートアップ企業が大成建設にカーボンニュートラルビジネスに関する協業を提案

大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、当社が推進するカーボンニュートラルビジネス(Carbon-Neutral Business、以下、CNB)のグローバル展開を見据え、2025年3月5日にタイ・バンコクで開催された「Zest Thailand 日タイ・ファストトラック・ピッチ・イベント2025」に参加しました。本イベントは、当社との協業に対して応募があったASEANを中心とするスタートアップ企業の中から当社が選出した3社によるCNB領域での協業提案の内容を競うなど、実践的なビジネスピッチイベントとして注目を集めました。

引用:2025年5月20日 大成建設株式会社「「Zest Thailand-Thailand-Japan Fast Track Pitch Event 2025」においてスタートアップ企業が大成建設にカーボンニュートラルビジネスに関する協業を提案

再資源化によるCO2削減対策

清水建設株式会社【清水建設、建設現場で発生した多種多様な廃プラスチックを再資源化】

建設現場で発生した多種多様な廃プラスチックを再資源化

~プラスチックセンサーで材質ごとに高度分別し、再資源化材として有価売却~

清水建設(株)<社長 新村達也>はこのほど、建設現場で発生したプラスチックの廃棄物を樹脂種類ごとに現場で高度分別し、再資源化材として有価売却するマテリアルリサイクルスキームを構築しました。本スキームの特長は、現場で回収した多種多様な廃プラスチックを、現場の作業員がプラスチックセンサーを用いてポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの材質レベルで分別し、有価物として売却できる再資源化材を選別することです。現場展開の初弾として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の建設現場で本スキームに基づくマテリアルリサイクルの取り組みを進めています。

引用:2025年5月8日 清水建設株式会社「建設現場で発生した多種多様な廃プラスチックを再資源化

大成建設株式会社【大成建設、国内建設現場で“軽油の代わり”に新燃料「RD40」を初導入】

国内建設現場で“軽油の代わり”に新燃料「RD40」を初導入

-CO2排出削減、環境にやさしい施工への第一歩をスタート-

大成建設株式会社(社長:相川善郎、以下「大成建設」)と伊藤忠エネクス株式会社(社長CEO:吉田朋史、以下「伊藤忠エネクス」)は、建物ライフサイクルにおけるCO2排出量の40%以上削減を目指し「(仮称)本町四丁目プロジェクト」(事業主:大成建設、学校法人相愛学園)※1の建設現場で、軽油に代わる新しい環境配慮型燃料「RD40」※2の使用を開始しました。これは、国内の建設現場として初の試みで、機械や車両のCO2排出量を約40%削減できる画期的な取り組みです。

さらに伊藤忠エネクスは「RD40」を安定供給するため、配送拠点を大阪府貝塚市に設け、タンクローリーによる巡回給油サービスを同時に開始しました。

「RD40」は、軽油に再生可能な油などから作られたバイオ燃料「リニューアブルディーゼル(Renewable Diesel、以下「RD」)」※3を40%含んだ燃料であり、使用するだけでCO2排出量を40%削減できる環境配慮型燃料です。「RD40」の導入が進むことで建設機械・車両の燃料に由来するCO2排出量の大幅な削減が期待されています。

引用:5月27日 大成建設株式会社「国内建設現場で“軽油の代わり”に新燃料「RD40」を初導入

5月のニュースでは、脱炭素に向けた取り組みがさらに広がりを見せており、建設業界全体で環境負荷の低減に向けた実践的な動きが目立ちました。CO2削減に関する成果の報告や、今後の展開につながる新たな取り組みも多く見られ、業界としての意識と行動が着実に高まっていることがうかがえます。今後も、こうした流れがさまざまな分野に波及し、持続可能な社会の実現に向けた動きがさらに加速していくことが期待されます。

 

※各社プレスリリース・ニュースリリースより引用しております

この記事の監修

リバスタ編集部

「つくる」の現場から未来を創造する、をコンセプトに、建設業界に関わる皆さまの役に立つ、脱炭素情報や現場で起こるCO2対策の情報、業界の取り組み事例など、様々なテーマを発信します。

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